【大学生の就職活動】
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内定は待っていても舞い込むものではない。自分でつかみ取るしかない。就職活動の決め手は「ビジネスの発想」だ。学生に馴染みのない発想であるが、この発想を身につけ実践した学生は納得のいく就職活動を終えることができている。就活は自分を売り込む商談だ


[大学3年生の皆さんへ!]

出口の見えない景気低迷で、今年の就職戦線は、企業も学生も苦戦の連続であった。企業は、自己表現力の足りない学生からどう本質を引き出すか頭を痛めた。一方、お膳立てしてもらうことに慣れきった学生は、どう自分を企業に売り込めばいいのか手探り状態のまま本番突入。気がついたときには空回りして就職戦線のヤマ場を越えていた。
現実は想像以上に厳しく、甘えを許さなかった。空回りした4年生は着地点の見えないゴールに向かって最後の力を振り絞っている。 
来年に向け就職戦線は始動している。環境の好転が見込めないとき、何から手をつけていいのか不安におののいている3年生は少なくない。
課題は空気を読む(KY)だ。言い変えればEQ(心の知能指数)を高めることにつきる。就職活動は企業に自分を売り込む商談である。どう相手を納得させるかは、対人折衝能力が一番のポイントになる。
「ワンポイントアドバイス」コーナーで、来春の本番に向け、どのように活動していけばいいのか、タイムリーな助言をしていきたい。
不安、疑問など遠慮なくお寄せください。アドバイスに反映していきます。

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大学3年生のための
★ワンポイントアドバイス


仲間より半歩抜け出すために、いますべきこと
(平成22年8月31日)

「就職活動は早く始めるほどいい」と言われている。どうしてなの?素朴な疑問がわいてくるものだ。

ここで言う「就職活動」は企業研究をしたり、OB・OG訪問をすることではない。心の準備=気持ちの切り替えをさしている。「面接会場に入ったら、失礼しますと挨拶する」「椅子には、どうぞと声がかかるまで座らない」などハウツーは教われば即座に実行できる。

しかし、気持ちの切り替えには時間がかかる。だからこそ、早ければ早い方がいいのである。

学生時代は、自分のことをしっかりやって、他人に迷惑をかけなければ身勝手が許される。ところが、一歩社会に出ると常に人との関わりの中でビジネスが進んでいる。パートナー、チームメイトが何を考えどうしたいのか察知してうまく連係プレイをとらなければ、仕事が空回りしてしまう。

顧客が何を求めているか読まなければ商談は成立しない。常に相手の気持ちを読みながら、状況判断よく行動することが求められる。

自分本位の学生時代と根本的に異なる部分で、自己中心的な発想から周囲の状況を判断し行動する発想への切り替えこそ、いますべきことの最重要課題であろう。

秋になり就職戦線が始動する前に、家族や友人を相手に気遣う練習をしてほしい。気恥ずかしいかもしれないが、思い切って実行してみると、今まで気づかなかった相手の心の動きが見えてくる。相手の立場が理解できるようになると本番では、面接官とうまく対話がとれ、内定が手繰り寄せられること必至だ。



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