A.志望度の高い企業の面接が重なってしまうと、焦りますよね。でも、慌てる必要はありません。状況に応じて、冷静に対応すれば大丈夫です。

面接の段階で対応を変える

  • 初期段階（一次面接など）: 企業から面接の連絡が来たら、その場で「先約があるため、日程を変更していただくことは可能でしょうか？」と相談してみましょう。この段階であれば、快く対応してくれることがほとんどです。ただし、後日ではなく、その場で伝えることが重要です。後回しにすると、相手のスケジュールを乱すだけでなく、「状況判断が甘い」と見られてしまう可能性があります。
  • 中盤以降（二次・三次面接など）: この段階での変更は、あなたの志望度を疑われてしまうリスクがあります。もし日程変更ができたとしても、選考で不利になる可能性もゼロではありません。

どちらかを選ばざるを得ない場合

最終面接など、どうしても日程が変更できない場合は、腹をくくってどちらか一方を選ぶ必要があります。

その際、どちらの企業にも高い志望度があるなら、より入社したい気持ちが強い企業に正直にぶつけるのが得策です。

「どうしても御社に入社したいのですが、他社の最終面接と日程が重なってしまいました。どうすればよろしいでしょうか？」と相談してみてください。

企業側も、本当に欲しい人材であれば、親身になって適切な指示や対応をしてくれるはずです。

小手先のテクニックではなく、あなたの誠実な気持ちと熱意を伝えることが、最終的には良い結果につながります。