A.銀行のように、外から見るとどこも同じように思えて、志望動機がうまく書けないというお悩みですね。資料を読み込めば読み込むほど、違いが見えなくなり、混乱してしまう気持ち、とてもよく分かります。
このような時こそ、OB・OG訪問の成果が活きてきます。
「人」への共感が最高の志望動機になる
同じ業務内容の会社でも、そこで働く「人」は一人ひとり違います。OB・OG訪問で、もしあなたがその先輩の働く姿勢や、仕事への熱意に惹かれたのであれば、それが最高の志望動機になります。
「私も先輩と一緒に働きたい」 「先輩のような熱意を持って仕事に取り組みたい」
このように、「この人と一緒に働きたい」という気持ちを素直に伝えることで、人事担当者はあなたの熱意を受け入れざるを得なくなります。
「人」と「仕事」の両輪で語る
もちろん、「人」への共感だけで十分ではありません。
OB・OG訪問で話を聞いたり、資料を読んだりする中で、あなたが特に心が動かされた仕事や業務内容についても、熱意をもって語ることが不可欠です。
たとえば、「先輩のお話を聞いて、〇〇という業務に強く興味を持ちました。私も将来、〇〇の仕事を通して社会に貢献したいと考えています」というように、「人」への想いと「仕事」への熱意を組み合わせることで、あなただけの説得力のある志望動機が完成します。