A.「何の取り柄もない」と感じているのですね。そのお気持ち、とてもよく分かります。でも、自信をなくす必要はありません。

誰もが唯一無二の存在

この世に、あなたと全く同じ人はいません。私たちは、それぞれ異なる環境で育ち、異なる経験をしています。あなたもきっと、自分では気づいていないだけで、他人にはない素晴らしい経験や得意なことを一つや二つ持っているはずです。

記憶の引き出しを開けてみよう

焦らず、これまでの人生を振り返ってみてください。

  • 時間を忘れて夢中になったこと
  • 心が震えるような感動的な出会い
  • 誰かの役に立てた経験

そうしたエピソードこそ、あなたの「人柄」を伝える大切な材料です。

エピソードに「ストーリー」を添える

ただ出来事を話すだけでは、あなたの魅力は十分に伝わりません。エピソードの背景にある「なぜそうしようと思ったのか（動機）」や、「そのためにどんな工夫をしたか（プロセス）」を具体的に話すことで、あなたの人間性や物事への取り組み方が面接官に伝わります。

学業の成績が芳しくなくても、それはあくまであなたの側面の一つに過ぎません。学業以外であなたが情熱を注いだことや、夢中になったことを自信を持ってアピールすれば、必ず評価されます。

大切なのは、卑屈にならず、自分らしさを自信を持って伝えることです。あなたの素晴らしい個性を、面接官に存分にアピールしてください。