A.エントリーシートが書けなくて焦る気持ち、とてもよく分かります。たくさんの項目を前にして、何から書けばいいか分からなくなってしまいますよね。
でも、安心してください。エントリーシートは、あなたの「人柄」や「物事への取り組み方」を伝えるための「自己紹介シート」です。ただ出来事を羅列するのではなく、あなたの魅力が伝わるように書くことが大切です。
人事担当者は、山積みの書類の中から、血の通ったあなたの姿を知りたいと思っています。表面的な結果だけでなく、その裏側にあるあなたの「個性」を知りたいのです。
心が動いたエピソードが、あなたを伝えるヒント
あなたのことを一番よく表すのは、記憶に鮮明に残っている、心が動いたエピソードです。
- 誰かのためにとった行動
- 失敗から学んだこと
- 困難を乗り越えた経験
そういったエピソードには、あなたの価値観や考え方が詰まっています。
例えば、ボランティア活動について書くなら、単に「ボランティアに参加しました」と書くのではなく、「なぜその活動をしようと思ったのか(動機)」、「どんな工夫をしたか(プロセス)」、**「その経験から何を学んだか(結果)」**を具体的に説明することで、あなたの人間味が伝わります。
あなたの心の中にある、熱い思いや感動の瞬間をエントリーシートに吹き込むイメージで書いてみてください。そうすることで、読み手はあなたの文章から、まるで目の前にいるかのようにあなたの姿を想像し、思わず「会ってみたい!」と思うはずです。
焦らず、まずは小さなエピソードから書き出してみましょう。そうすれば、あなたの魅力が詰まった、あなただけのストーリーがきっと見つかります。