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面接について

面接官の心証に左右される面接

面接では学生の「人間性」「思考回路」を見て自社に合うかどうか判断している。人間性で職場の風土に溶け込めるかどうか、思考回路で業務への適性を判断している。自分の特性を説明するにぴったりなエピソードを使って「私はこういう人間です」と売り込むことだ。

その際、エピソードをそのまま語るのではなく、そのきっかけが何であったか、プロセスにおいてどう工夫したかなどその背景を織り交ぜて説明することがポイントだ。

面接が迫ると、誰しもあれこれシミュレーションしてしまう。シミュレーションは情報という厚い衣を身にまとったクローン人間を作り上げることだ。食べ物に例えると、ネタの判別がつかないほど厚い衣の不味そうな天婦羅である。余計な衣をそぎ落とし旨そうなネタが顔をのぞかせパリッと揚がった天婦羅になると、相手は思わず手を出してくれるものだ。

面接では面接官の心証も大きな ポイントだ。学生の第一印象で○×△をつけている。面接が進み○が×になっても×が○になることはない。自信無げな暗い表情では当然のように×がつく。採用選考は生き残りゲームだ。厳しいチェックの目をかいくぐってはい上がってくる人が採用される。第一印象で×がつけばその時点で一巻の終わりである。面接会場に入る前、気持ちを切り替えて「この会社が最高の舞台である」と自分に言い聞かせ、胸膨らませて入室することである。表情が輝いていると思わず○をつけたくなるものだ。


面接の種類

最近の傾向として、初期段階の面接は一対一の個別面談より、集団面接やグループディスカッションを採用している企業が多い。慣れないと周囲に影響されて失敗するケースがよくある。集団面接とグループディスカッションについて留意点を述べておこう。

集団面接は数人の学生が一度に面接を受けるものだ。発言の順序によっても異なるが、最初に論理的にビシッと決められると、自分の話は「稚拙」ではないかと独り合点して、予定していた話を変更して失敗するケースがある。人は人と割り切り、自分の素顔をぶつけることだ。立派な話で採否が決まるわけではない。また、自分と同じようなエピソードを先に喋られて面食らうこともある。慌てることはない。エピソードを説明するだけだと同じような話になるかもしれないが、その背景にある自分の気持ちを語るのであれば十分差別化できる。心配することはない。

クループディスカッションは一般的に、与えられた課題について討論させる。話の主導権を握ろうとテンションを上げて発言する学生がいるが独りよがりの行動にしか映らないものだ。「周囲の状況を判断した発言ができているか」その様子を面接官はチェックしている。また、発言の中に物事に対する取り組み方を判断できる材料があるかどうかも見ている。その上で、グループの意見を吸い上げ、与えられたテーマを結論づける方向へと模索する姿勢があるかどうかも判断の基準にしている。

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